
河本多臣
KAZUOMI KOMOTO
これまでの人生をリスペクトし、
最高のセカンドライフを共に考えます。
喜連西ケアプランセンター
ケアマネジャー
2015年入職
大学卒業後、2社の一般企業を経験した後、堺市でホームヘルパーをはじめる。実務経験を積み、サービス提供責任者、ケアマネジャーの資格を取得。その後、自宅のある平野区で働くためにユタカ福祉会へ転職した。現在は約40名の利用者様を担当している。




ユタカ福祉会の
特徴は何だと思いますか?
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POINT
雑談から情報共有まで 会話が飛び交う職場
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POINT
独居のご高齢者が多い町で 頼りにされる存在
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POINT
法人内に多数の施設がある 現場と連携しやすい

インタビュー





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「ケアマネジャーさんに相談すれば大丈夫!」利用者様の信頼が私の原動力です。
私が生まれたのは日本海沿いの小さな町。数少ない同級生の中で、4月生まれの私は幼稚園から中学校までずっと大将でした。ところが中学2年生のとき、いつも身近にいた友人が、他者を優先できる尊敬すべき人柄であると気付きました。私も自分第一の大将をやめて、友人のような優しさを持ちたい。その思いが、介護を志したきっかけです。一般企業で働いた時期もありましたが、最終的には他者を優先する生き方を仕事にしました。
現在は喜連西ケアプランセンターでケアマネジャーをしています。平野区は独居のご高齢者が多く、ご家族様の代わりに通院や行政手続きのお手伝いも担うため、業務内容は多岐にわたります。特に新型感染症のワクチン接種がはじまった際は手配が大変でしたが、「ケアマネジャーに相談すれば大丈夫」と信頼されていることを実感できました。 -
利用者様は人生の先輩。尊敬の気持ちを持ってお話に耳を傾けると、学びを得られます。
介護の難しさは、成功例が全員にあてはまらないことです。同じ病気を患う同じ年齢の男性でも、積み重ねてきた人生が違えばケアへの反応が変わります。大切なのは、相手を知ること。私も最初は、沈黙を恐れて自分ばかり話していましたが、今は利用者様が自分の思いを話してくださるのを待ち、聞くことに重点を置いています。ご家族様との相談でも、介護サービスについて一方的に説明するのではなく、不安や疑問にお応えするスタイルです。高齢者の方のお話は、いつも大変勉強になります。戦時中、達筆ゆえに兵隊ではなく記録係に任命された方の「一芸があると助かるで」の一言は説得力が違いました。当然のことながら、利用者様は介護が必要になった今も人生の先輩。尊敬の気持ちがあれば、人生の糧になるような学びを得られます。





先輩に質問
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ユタカ福祉会でケアマネジャーをするメリットは?
大規模な包括支援センターがあり、デイサービスや訪問ヘルパー事業も展開しているため、ケアプランセンターのみの会社と比べて情報共有がしやすいです。利用者様から見ても、ケアマネジャーと施設スタッフが連携している安心感があると思います。
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職場の雰囲気はいかがですか?
ケアマネジャーは5名。私以外は全員女性です。黒一点ですが仲良くしていただいています。雑談も含めてコミュニケーションが活発で、利用者様の情報も密に共有できる環境です。外出中や休日に担当の利用者様から連絡が入った際も、仲間同士でフォローしています。
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ケアマネジャーのやりがいを教えてください。
セカンドライフを一緒に考えられることです。資格を取りたてのころは直接ケアをできないもどかしさから「現場のほうが楽しかった」と感じたこともありましたが、今は利用者様の人生をトータル的に支えるやりがいを感じています。
一日の流れ
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9:00
出勤
今日も1日のはじまりです。おはようございます。
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9:30
定期訪問
月1回は担当の利用者様を訪問し、状況を確認しています。この日もアポイントメントを取っている利用者様のお宅へ。
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11:00
支援結果の入力
事務所へ戻り、利用者様の心身状態やサービスの利用状況を入力します。
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12:30
昼休憩
事務所でランチタイム。
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13:30
臨時訪問
利用者様から詳細不明の郵便物が届いたと連絡が入りました。特殊詐欺などのリスクもあるので、お宅へうかがい確認します。
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15:00
計画書作成
新規利用者様のサービス内容を組み立てます。
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17:30
終礼
利用者様の状況によっては、終礼以降に訪問する日もあります。今日は定時で帰宅。お疲れ様でした。














取材日 2021年9月